自然の中でおもいっきり遊びたいな~なんて思うことはありませんか?
そんな時におすすめなのが駅徒歩圏にある自然豊かな「生田緑地」!
今回は子連れでたびたび遊びに行っていたママ目線で、生田緑地の子ども連れにおすすめの楽しみ方について紹介していきますね。
生田緑地へは、10回以上行ったことのあるリピーターなので体験談も交えながら遊び場や注意ポイントも解説していきます!
生田緑地ってどんなところ?
生田緑地は丘陵地の地形と里山の自然を活かした公園で、園路には多数の登り坂や下り坂、階段、自然路などが点在しています。
広大な敷地は、
- 中央地区 「川崎市 岡本太郎美術館」、「かわさき宙(そら)と緑の科学館」「川崎市立日本民家園」
- 東地区 「生田緑地ばら苑」、「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」
- 南地区 「川崎国際生田緑地ゴルフ場」
と3つの地区に分かれていて、広場や自然散策路があるのが「中央地区」。
自然の中で遊ぶにはもってこいの場所です。
生田緑地の楽しみ方は「自然を楽しむ&自由に遊ぶ」こと!
生田緑地での楽しみ方は、なんといっても「自然の中で自由に遊ぶこと」これにつきます!
遊具があるのは「枡形山広場」だけですが、「中央広場」は芝の広場になっていて思いっきり遊べます。子どもたちは自然に落ちているものを使ったりしてうまいこと遊んでいますよ。
園内は坂や階段が多いので、歩きやすい靴で行った方がいいですよ!
特に、山の中を歩く「散策コース」はしっかりしたスニーカーがおすすめです。
植物の名前を当てる「グリーンアドベンチャー」は小学校レベルの初級と、中・高校レベルの中級があります。
結構急な階段もある長めのコース(所要時間約80分、距離約1.5km)なので、なかなかの運動になります^^
東口と西口にあるビジターセンターでは、案内図などがもらえます。
ですが!台風などによる倒木などで「散策コース」が閉鎖されたりすることもありますので、ホームページで事前に情報を調べておくのがオススメですよ!
今年度中は、ナラ枯れの対策でハンノキ林のエリアなどの複数個所が立ち入り禁止の予定です。
こんな感じで今は通行止めになってます。結構本格的に山道なのが伝わってきますよねりますよね~。
【子連れリピーター目線】おすすめの遊び場はどこ?
とっても広いので、いろいろな見どころがありますが、わたし的に子どもと遊ぶによいのは
- 中央広場
- 枡形山広場
が2強のおすすめスポット!
広場としては「西口広場」もあるのですが、いつも私が利用する東口からはちょっと遠いので、行く機会が少ないんですよね。
ここからは「中央広場」、「枡形山広場」、「西口広場」の各広場について詳しく紹介していきますね。
広場で思いっきり遊ぶなら「中央広場」
中央広場は、東口ビジターセンターから緩やかな上り坂を上っていった先にある広場です。
中央広場とその周辺の遊べる場所を写真つきで紹介していきますよ~!
中央広場
凧あげをするもよし、大縄跳びをするもよし、木登りもよし。広い場所を使っての遊びはたいていできます。
電車(D51、客車)
中央広場の周りには、蒸気機関車「D51」や、「スハ42型客車」が展示してあり、客車は中に入ることができます。
子どもたちは客車のことを「青い電車」と呼んでいて、座席でおやつを食べたり、ぐるぐる出たり入ったり、おままごとをしたり…いろいろな遊び方をしていますよ^^
↓こちらが蒸気機関車D51
トーマス好きの子は「ヒロ!」、鬼滅の刃好きの子は「無限列車!」という反応が聞こえてきそうです^^
↓こちらが「スハ42型客車」で、中に入って遊べます。
池
広場の南側には池があります。飛び石を渡ったり、釣りごっこをしたりして遊べます。
ですが思いっきり遊ばせてあげるには、万が一濡れたとき用の替えの靴や服があると安心ですね。
おたまじゃくしの卵をみつければ、拾った枝で引き上げて遊んだり、氷が貼ればつついたりと子どもたちは自由に遊んでますよ。
アジサイ山
広場の南側の山を登ると、アジサイ山です。
うちの子は幼少の時、気がついたらひとりでアジサイ山の階段をどんどん上って上までいってしまったことがあります。
子どもにとって、この先は何があるんだろう、と興味をそそられる階段なんでしょうね!ちょっとトトロ感が漂ってますよね~♪
↓アジサイ山に登る途中に、藤棚のある平らな場所があり、そこでも子どもたちがよく遊んでいます。
かわさき宙(そら)と緑の科学館
世界最高水準のプラネタリウムがある科学館です。プラネタリウム以外の展示は無料で見ることができます。
ミュージアムショップ(お土産屋さん)には、シャボン玉なども売っているのでのぞいてみるのもよいですね。植物図鑑や、天体図鑑、宇宙食なども売っていますよ。
遊具で遊ぶなら枡形山広場
遊具で遊びたいときは、枡形山広場です。
「山」とついているのでお分かりと思いますが、坂道を登っていきます。
運動しなれない大人には結構大変ですので、ご自身の体調などを見極めて登ることをおすすめします。
枡形山広場はお花見の季節は多くの人でにぎわってるんですよ。
遊具
急な滑り台と緩やかな滑り台が2つついた複合タイプの遊具です。
急な滑り台は怖がりながらも幼稚園生がビュンビュンおりて遊んでいます。
対象年齢は6~12才となっていますが、大人が一緒なら幼稚園前でも遊べますし、幼稚園生も子どもだけで遊んでいます。
広場
土の広場です。春は花見でにぎわいます。風がなければバドミントンとかもいいですね。
展望台
エレベーターのある展望台です。
展望台では十二支の置物が方角を示しています。ここからスカイツリーも見えますよ。
子どもたちは、この展望台にただ上って、展望台の上をぐるぐる回って、下りる、それだけでも十分楽しいみたいです。
枡形山広場へのおすすめの行き方
東口から枡形山への行き方は、
- 東口ビジターセンター近くの「地層探検コース」を上る
- 民家園に沿って舗装路を上がる
の二通りです。
「地層探検コース」は、距離が短いけれど、山の中を約180段の階段を上っていくコースです。
「民家園沿いの道」は、遠回りになるけど(東口から約15分)、舗装されている坂道がメインなので、山に慣れてない人でも歩きやすいかな、と思います。
途中、階段もありますが、少し遠回りをすれば、段差のない道でいくことができます。
結構、この石段が足に来るんですよね…。
石段より少し山を登ればスロープもあるので、ベビーカーがあってもなんとかなります。
芝の斜面が楽しい西口広場
岡本太郎美術館の裏手の芝の斜面です。
上の方は結構坂がきついですが、芝生の上に座るのはいい気持ちです。
子どもたちはこの急な坂を上るのが楽しいみたいで繰り返し上って遊んでいました。
生田緑地では、テント・タープ・パラソルなどは原則使用できないのですが、このエリアだけは10:00~16:00の間だけ、小型テントと日よけのみ利用することができます。
【体験談】生田緑地で遊ぶのに絶対おさえておきたい注意ポイント!
自然の豊かな生田緑地で快適に遊ぶにはおさえておきたいポイントがあるので、何度もいったリピーター経験から耳より情報をお届けします!
お弁当、おやつの調達は駅前がおすすめ
生田緑地内には、各美術館などの施設に併設されたカフェなどがありますが、おにぎりやサンドイッチのようなお手軽な軽食やお菓子が買える売店はないので持っていくことがオススメ!
「たくさんの人が遊びにくるような場所ならば近場にお店があるのでは?」と思う方も多いと思いますが、なぜか一番近いコンビニもスーパーも、向ヶ丘遊園駅前付近にしかないのです。
当日手ぶらで行くならば、駅前で調達するのがオススメ!
駅から緑地まで徒歩13分なので往復で約30分。途中で調達しに行くのは結構しんどいですよ~。
たまにイベントでキッチンカーなどが出店してたりすることもありますが、いつもあるわけではないので、事前にホームページなどで調べておくとよいですね。
飲料の自販機はいろいろなところにあり、セブンティーンアイスの自販機も3か所(西口トイレ前、東口トイレ前、西口広場の岡本太郎美術館裏)ありますよ。
ちなみにごみは自分で持ち帰るルールになっています(園内にごみ箱はありません)。
駅前にはどんなお店がある?
向ケ丘遊園駅
南口ロータリー周辺にコンビニ(セブン、ファミマ、ローソン)、ファーストフード(ケンタ、マック、松屋)、スーパー(ライフ)があるので選び放題です。
ライフの上には、100円ショップのセリアもあるので、ついでにフリスビーやシャボン玉などの遊び道具を調達していくのもいいかもしれませんね。
登戸駅
JRの駅ビルにスーパー(食彩館)、ベーカリー(アンテンドゥ)、小田急の駅ビルにコンビニ(セブンイレブン)と吉野家、ドトール、日高屋が入ってます。
園内の食事処
食事は席に座って落ち着いて食べたいと思う方もいると思いますので、園内の食事処も紹介しますね。
- 「宙と緑の科学館」の「Cafe星めぐり」(軽食・スイーツ)
- 「岡本太郎美術館」のカフェテリアTARO(軽食・スイーツ)
- 「日本民家園」のそば処 白川郷(おそば、甘味)
の3つです。
各施設とも入館料などは不要で利用できます。休館日(主に月曜)は飲食施設もお休みになります。
こちらは、「Cafe星めぐり」のメニューです。フードは1100円くらいからで、一部のメニューはテイクアウトもできます。
「日本民家園」の入り口付近に来ている和菓子屋さんの「三吉野」も入園しなくても利用できるので、ちょっとした小腹を満たすのによいですね。
生田緑地ホームページに掲載されている「三吉野」の営業時間は「11時頃~14時30分頃(天候などによって変動することもあります)」です。
私が行った4月の平日は、天気も良かったのですが13時くらいまででおしまいになっていたので、結構早く店じまいをしてしまうこともあるようです。
座れる場所はどこにある?
持参した食事やおやつを椅子に座って(できればテーブルあり)食べたい!と思ったら、ここがおすすめです。ホームページや園内マップでは知ることのできない貴重な情報ですよ!
ここ以外にも園内にベンチは点在しているので自然を眺めながら座って休憩ができますよ。
中央広場付近
- 中央広場のテーブル
- 客車の周辺のテーブル
- 青い客車の中
- 池のそばの東屋
- 藤棚と周辺のテーブル
枡形山広場
- 遊具前ベンチ(テーブルなし)
その他
- 「メタセコイアの林」のテーブル
- 「東口ビジターセンター」の2階の多目的室(室内)
- 「しょうぶ園」の東屋
東口ビジターセンターの2階は、夏の暑い盛りや冬の日にはとても助かる場所です。団体利用をしているときなどもあるのですが、誰でも使える休憩室です。
きれいなトイレはどこ?
屋外にもトイレはありますが、電気が暗めで、ちょっと古めです。
ペーパーはきちんと補充されていて、掃除もちゃんとされていますが、きれいなトイレに慣れている子はちょっと嫌がるかもしれませんね。
きれいで明るいトイレを使いたいなら
- 「東口ビジターセンター」
- 「宙と緑の科学館」
- 「岡本太郎美術館」
この3か所がおすすめです。
注意点としては、
- 東口ビジターセンターは、遊び場のある場所からけっこう距離がある。
- 科学館と美術館は休館日(基本月曜)だと使えない。
この2点を抑えておけば、安心してきれいなトイレをつかえますよ。
ホームページをチェックしてくのが吉
生田緑地では、たまにマルシェが開催されたり、多摩区の区民祭の会場になっています。
区民際の日は中央広場は出店のテントで埋め尽くされるので、広場での遊びはできません。
広場の全面が使われるイベントは年に数回ですが、中央広場で遊ぶつもりで出かけるなら、区民祭などの大型のイベントがないか確認しておくのがおすすめです。
マルシェでは地元のお店などが出店しているので、より一層楽しめますよ。
生田緑地利用のルールもありますので、楽しく遊べるよう、またせっかく持っていった遊び道具や日よけなどが無駄にならないよう、下調べしておくといいですね。
まとめ
今回は、子連れでたびたび遊びに行っていたママ目線で、生田緑地の子ども連れにおすすめの楽しみ方について紹介しました。
生田緑地で遊ぶ時のおすすめポイントを簡単にまとめると、
- 生田緑地は、広場や自然の中で思いっきり遊べる。
- 子連れにおすすめの遊び場は「中央広場」。遊具は「枡形山広場」だけ。
- お昼やおやつは持参がベター!
です。
新緑の季節はとても気持ちがいいです。親子で元気に外遊びしましょう!
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